南西7m、波1.5m、晴れ、気温29℃、水温27℃
今日は宮古島スタンドアップパドル協会会長の健治さんと一緒に宮古島海上保安部のSUP漂流検証のお手伝いに行ってきました。
私は撮影のお手伝いでカヤックに海保職員の方を乗せて並走です。
今回は、風速5m以上の風で海に出た場合、インフレータブルSUPに乗ってどの位の速さで流されるか、落水した時にどの位流されるか、強い向かい風で実際に戻ってこられるか等についての検証です。
今回は前回のSUP体験会以上に報道関係者が集まりました。
風裏なので初めは穏やかなのですが、
リーフに近づくにつれ風が強くなり、波も出てきました。
体感ですが、下の写真でだいたい風速7m位。
わざと海に落ちて、再乗艇までにどの位流されるかを見ます。
前回のSUP体験会の時に再乗艇は何度も練習していたので、かなりスムーズに乗れたのですが、ご本人にあとで話を聞いたら、「びっくりするぐらい流された」と言われていました。ただ、初心者の方がやるともっと時間がかかるので再乗艇までにかなり流されます。これは、すごく怖いことです。
帰りは結構な向かい風。7~8mは吹いています。
沖には海保の救助艇が待機していて、宮古島SUP協会の健治さんもレスキュー要員として並走してもらっていましたが、さすが、海保の職員。
すごい根性でビーチまで自力で帰ってきました。途中心が折れるんじゃないかと見ていましたが、すごい体力と根性です。
(写真がなくてすいません。後で多分、宮古島海上保安部から映像が公開されるはずです。)
戻ってきたらすぐに取材。
どんなふうに報道されるのか楽しみです。。。
健治さんも取材されていました。(^^)
ビーチに近いところは上の写真のように穏やか。でも、少し沖に出ると、風も波も豹変したようになることがあります。
今日は風の予報が南西7mと宮古島では普通に吹いている程度の風でしたが、リーフ際まで行くと、初心者はまず帰ってこれないほどの強い風が吹いています。
普段、まともなガイドなら、そこまで行かないように気を付けながらツアーをしていますが、わからずに行ってしまい戻ってこれなくなる事故(ツアー中のものも含めて)も増えています。
SUP(カヤックもですが)を楽しむ際は、最低限インストラクター資格を持った信頼できるガイドから技術や知識を学んでから海に出る。ツアーに参加する場合も、最低限インストラクター資格を持った経験豊富なガイドに案内してもらうことをお勧めします。(ツアーに参加する場合は、SUPやカヤックのインストラクター資格を持っているかどうか確認しましょう)
島日和は日本セーフティパドリング協会(JSPA)のA公認スクールです。
PROFILE
- 大阪出身、コンサルティング会社、大工見習、住宅営業、レンタカー等様々な仕事を経験したのち、2006年島日和を開業。
島で一番安全にカヤックやSUPを漕ぐ楽しさを伝えられるショップを目指し、様々な取り組みをしています!
所持資格:JSPAシーカヤックアドバンストインストラクター
JSPAリバーカヤックアドバンストインストラクター
JSPA-SUPベーシックインストラクター
JSPAシーカヤックベーシックインストラクター検定員
PADIダイビングインストラクター
潜水士 等
令和6年宮古島海上保安部宮古ブルー安全推進アドバイザー
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